ITCべからず集

2010.07.06
「コンサルティングのべからず集」
分類番号 A03

【投稿者】
投稿者 千代澤 淳 認定番号 0004192001C
会社名・団体名 東日本電信電話株式会社
べからずの場面
■ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
議事録作成 怠るべからず

【理由】
システム導入プロジェクトが進んでくると必ずと言っていいほど、「言った、言わない。」などといったトラブルが発生する。
議事録がなくても、お客様やベンダーと合意が取れていれば、問題は発生しないが、本人が忘れてしまったり、担当者が変わってしまう事がある。
また、後になって話しが、すりかわってしまうこともある。(当事者が、自分の都合のいいように、その都度会議の内容を解釈する。)
重要な打合せについては、議事録を取って参加者のサインを取るようにする。
こうすることにより、トラブル未然に防ぐことができる。また、トラブルになっても遡って確認ができ、早期問題解決が可能となる。
2010.07.06
「コンサルティングのべからず集」
分類番号 A04

【投稿者】
投稿者 太田 猛 認定番号 0028692002C
会社名・団体名  
べからずの場面
■ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
チームワークを乱すべからず

【理由】
 顧客の要求が複雑、多岐に渡る為、複数のコンサルタントがチームを組んで顧客(クライアント)の要求に答えるケースが多くなっている。
 コンサルタントは各自がその道のプロであり、それなりの見識を持っており個性が強い人が多い。 優秀なコンサルタントであれば有るほど自分なりの考えを持っている。
 この様なコンサルタントが複数集まり、顧客(クライアント)のニーズに答えるために一定期間共同作業を行うのであるが、この時注意するべき事がチームワークである。
 今までの経験からして、チームワークの乱れたプロジェクトは、結果として顧客から良い評価を得られず、リピートオーダーを頂ける事も少なかった。
 原因として考えられる事は、チームワークが乱れる基は、各コンサルタントのエゴが入るからと考えられる、 各コンサルタントが自尊心とか、損得勘定にとらわれ出すとチームワークが乱れる。 一方、顧客(クライアント)は、自らの事を真剣に考えてくれるコンサルタントを望んでいるのに、 各コンサルタントが真剣に顧客(クライアント)の事を考えていないという事が、何らかの形で顧客(クライアント)に伝わってしまうのではないだろうか。
 チーム内部の軋轢が生じないプロジェクトは珍しいかもしれないが、もし発生したとしても、それを顧客(クライアント)に見せてはいけない。
 各コンサルタントは、お互いに尊重しあいチームワークを乱さないように心掛ける事が大切であり、チームリーダーは、チームワークの維持の為に力を注ぐ事が重要である。
2010.07.06
「コンサルティングのべからず集」
分類番号 A05

【投稿者】
投稿者 村山 一生 認定番号 0012482001C
会社名・団体名  
べからずの場面
■ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
コンサルタント業務で知り得たお客様情報は公言するべからず

【理由】
 ITCの資格を取得して従来の業務とことなるコンサルタントを行うこととなった場合、 いろいろな方にITCの制度を理解戴くために、いろいろな活動や自分の実績でお話することがふえてくるものです。
 しかし、少しづつITCの経験を踏んでくるとつい、うっかりということをやってしまいます。 自分がコンサルタントを実施した企業名をいれた内部情報を、一般論ではなく、リアルに話として、はなしてしまうことはあってはならない。 また、やるべからず。
 意外と同じ仲間といるときに、電車のなか、公共の喫煙場所などでは仲間意識があって、大きな声でついはなしをしてしまうことがあります。絶対やるべからず。
2010.07.06
「コンサルティングのべからず集」
分類番号 A06

【投稿者】
投稿者 徳永 祐一 認定番号 0004362001C
会社名・団体名 三井造船システム技研株式会社 
べからずの場面
■ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
オフィシャルな場で特定の顧客とくだけた会話(態度)をするべからず

【理由】
 コンサルタントは、プレゼンテーションの場、意思決定の会議等、オフィシャルな場に数多く臨む。 この時、特定の顧客(参加者)といくら親しくなっていても、くだけた会話(態度)とるべきではない。 その顧客には社内での立場があり、利害を一致する者も、反する者、関係の無い者がその場に同席していると考えるべきである。 社外要員として参加するコンサルタントもしかり。
(特別な場合を除き)顧客社内から中立であるからこそ信頼されるコンサルタントとしては、少なくともオフィシャルな場ではニュートラルな立場を貫くべきである。
 そもそも、いくら親しくなったとはいえ、オフィシャルな場での くだけた会話(態度)はビジネスマナーにも反する。
2010.07.06
「コンサルティングのべからず集」
分類番号 A07

【投稿者】
投稿者 宮本 昌明 認定番号 0014882001A
会社名・団体名 株式会社 日本総合研究所 
べからずの場面
■ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
顧客・ITC・サプライ共に初期目標を見失うべからず

【理由】
 目的からそれを実現する手段を検討し、その手段をまた目的としてそれを実現する手段を導きます。 ITCの業務はこの繰り返しで、手段が実行レベルまで落ちると文言が実務へと変わりますが、開発等の後工程にいけばいくほど一番最初にあった目的を忘れがちになり、 目的化した手段ばかりに目がいってしまいます。
 顧客もITCも開発ベンダーも、一番最初にあった目標を共有し、いま実作業しているのはそれを実現するための1手段として存在していることを、 常に忘れないようにしなくてはなりません。
2010.07.06
「コンサルティングのべからず集」
分類番号 A08

【投稿者】
投稿者 佐々木 勝彦 認定番号 0030252002A
会社名・団体名 株式会社 ビジネスサービス 
べからずの場面
■ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
遅刻するべからず

【理由】
 時間を守ること!!
これは、ビジネスマンの最低限のルールである。しかし、お客様へのコンサル訪問が、3、4回と回を重ねるうちに少しずつ時間の観念が薄れてくる。
2~3分だから、5分程度なら、10分くらいは待ってくれているだろう・・・
しかし、何も言わないお客様からの信頼は、確実になくなっていくのである。
次のコンサル依頼は確実にこない。しかも、コーディネートした内容は、信頼されないのである。
"時間も守れないやつの話なんか誰も信用しない!!"のである。
今は、携帯電話があるので大変便利になりました。交通渋滞などどうしても緊急で遅れる場合には、早めに連絡しよう。
約束の時間の5分前には、必ず着席できる体制で!!
時は金なり・・待たされた方は、無駄な経費を使わされる。
基本的だが、常に気をつけていないと、どんなにいいコーディネートをしても、ゼロである。
2010.07.06
「コンサルティングのべからず集」
分類番号 A09

【投稿者】
投稿者 志村 彰彦 認定番号 0039012003A
会社名・団体名 日本ビジネスコンピューター株式会社 
べからずの場面
■ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
経営TOPへのスケジュール進捗報告をないがしろにするべからず

【理由】
 スケジュール進捗状況の確認とスケジュール変更はITCにとっては、必要不可欠な作 業の一つである。しかしながら、プロジェクトメンバーとのセッションや成果物の作成に 追われて、ついスケジュール進捗確認が疎かになったり、メンバーで合意しているから了 解済みと勝手に決めてしまう場合がある。スケジュールの進捗報告は必ず、経営TOPへ行なうべきである。
2010.07.06
「コンサルティングのべからず集」
分類番号 A10

【投稿者】
投稿者 竹内 央 認定番号 0010452001C
会社名・団体名 竹内央税理士事務所 
べからずの場面
■ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
ビジネスの場でフリーメールを使うべからず

【理由】
 皆さんのメーラーに、フリーメールのアカウントで届いたメールはないだろうか?
無料で使用できるフリーメール、確かに便利な物だ。
しかし、ビジネスの場でフリーメールは使用してはならない。
なぜか?物によっては広告が入ったりする。
しかしその広告が、メールを送った先のクライアントのライバル社のものだったりすると、もはや笑い話では済まなくなる。
また、今は使えていても、いつまで使えるかの保証はない。
いつ使用できなくなっても文句が言えないのが、フリーメールである。
フリーメールのビジネスの場での使用は、本人の信用にかかわる重大問題なのだ。
2010.07.06
「コンサルティングのべからず集」
分類番号 A11

【投稿者】
投稿者 永吉 実武 認定番号 0028302002C
会社名・団体名   
べからずの場面
■ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
他のコンサルタントの批判するべからず

【理由】
 自らのコンサルティング能力や提案等の優位性を強調するために、他のコンサルタントの主張の過ちや失敗事例等 の言動を引き合いに出すことにより、批判してしまうことがある。
 これは、その場における自分の主張や提案の正当性を引き立たせることは可能であるかもしれないが、このことにより批判されたコンサルタントのビジネスチ ャンスを奪うばかりか、ITCをはじめとするコンサルティング業界全体に対する不信感を顧客に抱かせる結果を招きかねない。 また、ある特定の場面では、その主張が過ちでないケースがあることも考えられる。最悪の場合は、顧客によっては、 影で自社の批判をされているのではないかと考え、その批判を行ったコンサルタントに対する不信感につながることさえある。
したがって、他のコンサルタントの主張の過ちや失敗事例等を批判してはいけない。
2010.07.06
「コンサルティングのべからず集」
分類番号 A12

【投稿者】
投稿者 村川 淳子 認定番号 0023652002A
会社名・団体名 株式会社NTT-ME東京 
べからずの場面
■ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
顧客の前で部下や後輩をけなすべからず

【理由】
 部下の顧客に同行する際、挨拶代わりに「まだまだ未熟者ですが」「勉強不足なヤツですが」など日本人の特性でついつい過剰に卑下しがちである。 自分からみれば頼りない部下かもしれないが顧客から見れば知識のある信頼できるコンサルタントと考えている場合も多々ある。 未熟と思える部下ならより一層、援護射撃で「できるコンサルタント」を装わせてやり、いざと言うときは助け舟を出せる臨機応変さが必要である。
2010.07.06
「コンサルティングのべからず集」
分類番号 A13

【投稿者】
投稿者 永野 誠 認定番号 0038642003A
会社名・団体名   
べからずの場面
■ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
打合せ準備の労力を惜しむべからず

【理由】
 お客様によっては、必要以上の内容を公開しない場合があります。この様な場合、出来る限りあらゆる面での 事前調査をしてから打合せに臨まなければ、逆に質問され慌ててしまう様になってしまいます。
 打合せの準備の労力を惜しまないことが大切です。
2010.07.06
「コンサルティングのべからず集」
分類番号 A14

【投稿者】
投稿者 小見山 貴史 認定番号 0018272002C
会社名・団体名   
べからずの場面
■ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
キーマン不在の会議を開催するべからず

【理由】
 顧客との正式なコミュニケーションの1つとして会議がある。
 会議には原則的に開催のための目的があり、基本的には「事柄を決定する」と言う目的が一般的である。しかし、会議 の中で事柄を決定できず、無駄にずるずると会議が長時間にわたり、目的を達成せずに会議が終了することも少なからずある。
 会議参加者は貴重な時間をその会議で使うのであり、その為にも会議の目的を達成できる実りのあるものにするためには 目的にあった適任者(キーマン)を会議の場に参加させることが必須である。即ち、会議目的の達成も役者 が揃わなければ意味の無い雑談の場に変わってしまう事にも成りかねない。


2010.07.06
「コンサルティングのべからず集」
分類番号 A15

【投稿者】
投稿者 平野 尚也 認定番号 0014062001C
会社名・団体名   
べからずの場面
■ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
顧客への提出ドキュメントの更新を忘れるべからず

【理由】
 コンサルティング業務に慣れてくると、クライアントに本来提出すべきドキュメントの提出や更新を怠ることがある。 提出・更新すべきドキュメントとは、①自己の履歴書、②職務経歴書、③守秘義務契約書、④重要書類預かり書など のことである。①②③に関しては、コンサルティング開始時にはキチンと提出していても、何年もそのままになって いたり、④に関しては提出すらしていないコンサルタントも見受けられる。クライアントがコンサルタントに業務を 依頼するのは、業務を単にアウトソーシングするのではなく、コンサルタントを信頼して経営(マネジメント)を任 せるのである。何年も前の履歴書・経歴書を出しっぱなしにしていたり、重要書類をお預かりしてもその預かり書も 提出しないようでは、コンサルタントとしての姿勢、資質を疑われることになる。こうした基本的なビジネスドキュ メントは必ず提出し、必要に応じて更新することを忘れてはいけない。


2010.06.17
「コンサルティングのべからず集」

 コンサルティングするうえで、過去に体験した失敗事例や苦い経験には、多くの参考となる内容を含んでいます。 ITコーディネータ協会では、ITコーディネータの方々からそういった経験をもとにした、留意すべきことや、やってはいけないことと、 その理由や問題解決方法を募集し、ノウハウとして共有することによってコンサルティング能力の向上に役立つことを目指しています。

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A15 顧客への提出ドキュメントの更新を忘れるべからず
平野 尚也
A14 キーマン不在の会議を開催するべからず
小見山 貴史
A13 打合せ準備の労力を惜しむべからず
永野 誠
A12 顧客の前で部下や後輩をけなすべからず (株)NTT-ME東京
村川 淳子
A11 他のコンサルタントの批判するべからず  
永吉 実武
A10 ビジネスの場でフリーメールを使うべからず 竹内央税理士事務所
竹内 央
A09 経営TOPへのスケジュール進捗報告をないがしろにするべからず 日本ビジネス
コンピューター(株)志村 彰彦
A08 遅刻するべからず (株)ビジネスサービス
佐々木 勝彦
A07 顧客・ITC・サプライ共に初期目標を見失うべからず (株)日本総合研究所
宮本 昌明
A06 オフィシャルな場で特定の顧客とくだけた会話(態度)をするべからず 三井造船システム技研(株)
徳永 祐一
A05 コンサルタント業務で知り得たお客様情報は公言するべからず  
村山 一生
A04 チームワークを乱すべからず  
太田 猛
A03 議事録作成 怠るべからず 東日本電信電話(株)
千代澤 淳
A02 自説・持論に固執するべからず さくら情報システム(株)
岡田 誠
A01 E-mail を過信するべからず
福森 俊一郎
S03 特定のキーマンとのみコンタクトを取るべからず 日本電気(株)
小嶋 龍輔
S02 結果に対して無責任であるべからず 日本電気(株)
小嶋 龍輔

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